2013年の自演会は、12月1日に、仙台市福祉プラザで行われました。
規模を縮小しての開催となりましたが、みちのく明生会等でお世話になっている社会人の方々、また留学生の方にもご来場頂きました。



午前中に設営、昼食を挟んで舞台の確認です。


会場となった仙台市福祉プラザの大広間。当日はポスターを目印にしました。



こちらがそのポスター。折り紙をコラージュしました。
一番大変だったのは、ポスター自体ではなくポスターに貼る地図の作成です(byポスター作成者)



中はこんな感じです。座布団を等間隔に並べるのは難しい。
舞台は何の変哲もない普通の舞台なので、簡単な柱を置いて能舞台に擬した正方形を作ります。



本番前に男子連吟『殺生石』を確認する某氏。



本番前に一年連調『田村』を確認する一年生達。



仕舞『高砂』
最初は『高砂』から。だって『高砂』だもん。




仕舞『経政クセ』
琵琶を奏でる平家の公達。楽しき管弦の夜遊に思いを馳せているところ。




仕舞『玉葛』
源氏物語の登場人物、玉葛の霊。苦悩から解き放たれる直前の、複雑な様子。





仕舞『安宅』
義経一行を危機から救う弁慶。勇壮な男物です。




仕舞『草紙洗小町』
和歌の素晴らしさを讃え寿ぐ、晴れやかな仕舞。謡も明るく楽しいです。




仕舞『田村クセ』
春の清水に出現した謎の童子。中謡に出て来る「しめじがはら」って可愛いですよね。




仕舞『敦盛キリ』
あれ?また『高砂』?いいえ『敦盛キリ』です。めくりはダミー(笑) 『平家物語』でも有数の名場面。




連調『田村クセ』
田村、またお前か!!(違)一年生としては結構難易度の高い連調でした。仕舞謡との異同も、男子は大変だったかも?






連調『羽衣クセ』
仕舞謡いとの違いに苦しんだ『羽衣クセ』です。一年生とは別の意味で難易度が高かった様にも思われます。




男子連吟『殺生石』
お稽古に苦戦していた男子連吟。でも女子の私にはとてもかっこよく聞こえました。約一名『殺生石』をプリンと呼ぶ部員が……(略)




女子連吟『葛城』
仕舞で『葛城キリ』を謡った事あるし!と思って選んだものの、結構難しい曲でした。力はついたかもしれません。
この年の秋の粟谷能の会でも『葛城』を観たので、『葛城』に触れる事の多い年でした。